Computer House of Mode
SPANK HAPPY

定価: ¥ 3,000
販売価格: ¥ 2,850
人気ランキング: 7491位
おすすめ度:

発売日: 2002-09-04
発売元: キング
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刹那性の極地
胸を締め付けられるテクノ・ポップというのが極稀にあるのですが、僕にとってこれはそれの最高峰ですね。それくらい奇跡的な一枚だと思います。ただ、ジャズモードの菊池成孔ファンにはちょっと受け入れられないのかなと思います。それは、このアルバムがあまりにもポップだし、打ち込みが過剰だからです。そもそも菊池氏というのは、デカダン的な過剰さを好む方ですが、それが今作ではポップさ爆発の時代錯誤の打ち込みサウンドによってどうしようもないほどの退廃美を生み出しています。そしてそれを可能にしたのは、岩澤瞳嬢という強烈なイノセンスを得たことによると思います。彼女の歌は、決して上手いものではないのですが、とにかくどんな時でも(菊池氏が絶望するようなシチュでも)、真っ直ぐに物事を見つめていて、男がたじろぐような強さを持っています。そういう奇跡的な邂逅によって、このアルバムは成立していて、二人の関係性からして、既にとても儚く、美しく、切ない空気が充満しているのです。そこの部分にピンと来てしまった人にとっては、おそらくこれほど甘くドラッギーなアルバムはそう簡単には見つけられないでしょう。菊池氏が描きたかった現実世界の重さと軽さが、完璧に描ききれたのがこの作品だと思います。
イマイチ
先発のシングル二作は素晴しかった。
あの「インターナショナル・クライン・ブルー」と「ANGELIC」が収録されていれば名盤になっていたかもしれない。
どうせ売れなきゃメジャーでやる必要は無いんだから、出し惜しみせず既存のシングルも収録しちゃえば良かったのに。
三千円のCDでたった十曲で、現役OLの音程が微妙なボーカルって、どう考えてもマニアか菊池成孔のシンパしか買わない。
最初のマキシは良かったんだが・・・
既に出ていたマキシシングル2枚の出来が素晴らしく、かなりの
ヘビーローテーションで繰り返し聞いていた自分だったのですが、
このファーストアルバムは期待ハズレなものでした。
耳障りな電子音で台無しにされた既発表曲以外も魅力に乏しい曲が
続き、たまに思い出して再度聞いても、やはり最初の印象は変わらず。



