乾燥肌とステロイド

肌表面の皮脂が少なく、肌内部に水分を保持する成分が、体質的に少ない人の肌を乾燥肌といいます。乾燥肌の人は、様々な肌トラブルを併発しますが、その中でも、もっとも多いのがかゆみです。痒くて、ついついかきむしってしまい、それが原因で皮膚の状態が悪化し、また、さらにかゆくなります。そこに細菌が入り込むと炎症が起きて薬が必要な状態にまでなるという、まさに悪循環になっていきます。 乾燥肌じゃない人にしてみれば、「掻かなきゃいいのに」という話ですが、かなりの乾燥肌である夫や子どもたちの言葉を借りれば、それは「拷問」に近いことだとのことです。掻いても拷問、掻かなくても拷問とは、本当に可哀想です。 ましてや、我慢など解らない赤ちゃんは、ちょっと目を離した一瞬のスキにでも、顔を爪で引っかいていたりします。かゆみのない普通肌の赤ちゃんなら、それほど、そんなこともないのでしょうね。 我が家の子達は、かゆみを紛らわせるために、優しく手を持って、一緒に踊ってみたりして、かゆみから意識をそらせる努力をしました。それでも、ほんの一瞬でもかけば悪化してしまうので、そのようなときには、いつも、皮膚科に駆け込んで子ども達のステロイドを処方してもらっています。 アトピーもちの乾燥肌なので、ステロイドがあっという間に効かなくなってしまうために、使用するときには、きっちり観察をしながら慎重に塗っていきます。大変ですが、遺伝性だから仕方がないと思っています。我が家の子ども達の遺伝的に受け継いだ体質だと割り切って、日々の乾燥肌ケアを頑張っています。同じ体質の子を育てているお母さん達、たいへんですが、一緒にがんばりましょう!
乾燥肌対策と肌の再生
空気が乾いてくる季節ですが、空気が乾くとお肌も乾いてしまいます。乾くとシワが増えたり、肌の弾力がなくなってたるんだり、老化が加速します。最近では、男性でもお肌のお手入れに気を使っているといいますから、この時期は乾燥肌の人達にとって「肌のお手入れ」は、共通の話題といえるかもしれません。 皮膚の乾燥は、顔、体の肌色の部分だけではなくて、唇も忘れてはいけない重要な部分です。笑った瞬間にピリピリと唇が割れて血がでてしまった経験がある人は、多いと思います。そのような時に塗っていたリップクリーム、実はコレが曲者で、合成化学物質が色々入っていたために、かえって皮膚表面の保護膜が負けてしまい、ボロボロになり、前よりもたくさんの水分が蒸発して、悪化した経験があります。 それと同じように、顔から体を覆う皮膚の乾燥も、刺激があるもので洗浄していれば、悪化の原因になってしまいます。安全といわれている純石けんが肌に合わない人もいます(たぶん、石けんカスが肌に残留するのが原因だろうと思います)。シャンプーも洗い流す時に体にかかりますから、気をつけないといけません。自分に合う石けん類で肌を清潔にしましょう。そして、お風呂では、湯船から肌が出た瞬間から、もう空気中に肌の水分は蒸発していくので、急いで水分補給と肌の保護膜を作ることが、乾燥対策の基本です。肌の保護膜に近い成分でできているといわれているのが「馬油」だそうです。これもなるべく添加物の入っていない、ナチュラルなものでお手入れすると良いと思います。肌が乾燥しなくなれば、肌本来が持っている自然の力を存分に発揮してくれます。就寝中の深夜が、肌の再生時間だそうです。乾燥肌対策のケアをして、早め(夜10時前)の睡眠は、とても大切なポイントのようです。



