マーケティング10の大罪
フィリップ・コトラー

定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
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発売日: 2005-01-28
発売元: 東洋経済新報社
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マーケテイングは、その役目を終えたのか?
あのコトラーさんが何を書いているのか、と期待を膨らませて手に取ったが...。
”このところマーケティングに勢いがない”との書き出しから始まる本書は、
マーケティングがうまく機能していないと感じた著者の忸怩たる感情が、
本書に具現化されたということであろう。
しかしながら、その中身は、対症療法的な細かいチェック内容的な記述になっている。
図らずも、それはマーケティング手法の限界を示しているかのような錯覚に陥る。
もう一度、マーケティングとは、ということを見直す時が来たのではないだろうか。
良い点
1.マーケティング手法に行き詰まっている人には参考になるだろう
2.マーケティング論を考えたい人にも一石を投じる
注意して欲しい点
1.初めて、マーケティングに接する人は、もう少し、基本的な本の方がお勧めだ
2.いくつかの有名な本のように、目から鱗、といったようなことは期待できない
あなたは大罪を犯していないと言えるのか?
マーケティングが機能しなくなったと言うのは,コトラーのメッセージを正しく理解しているのかと言う意図の本である.
だから目新しい理論は入っていないし,体系だってもいない.しかしちゃんと兆候を基に原因を指摘し,コトラーの体系に従って処方がなされている.
まずは,コトラーの本を精読し,内容を理解した上で,この本のメッセージを読み解くとこんなに安くて,わかりやすい本はない.
あくまでもチェックリスト
「10の大罪」とたいそうなタイトルがついていますが、中身の「10」には別に網羅性があるわけでもなく、しかも内容も2時間もあれば読めてしまう、かなり薄い内容です。コトラー大先生が、「ちゃんとマーケティングしているか?」と企業経営者に問い掛けている、講演のような中身です。
ですので、マーケ初心者とか、「きちんとマーケティングを勉強したい」という方にはあまりお勧めできません(他に読むべき良書があるでしょう)。企業の経営者とか経営企画とかマーケの担当者の方が、「うちの会社はちゃんとマーケティングができているか」をチェックして、改善策を練るという目的なら、ある程度使えるとは思います。
でも、コトラー大先生もこんな中身の薄い本出すんですね。それ自体が「罪」のような気がするんですが。コトラー初心者なら、他の本から入ることをお勧めしますね。絶対。



